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エクセルの日付の入力方法!自動変換と西暦&和暦の入力方法!

目標:日付入力をマスターする!自動変換される時と西暦&和暦の入力方法の違いをマスターする!

 

エクセルで日付を入力する時には専用の決まりがあります。

今回は作業を効率化するために、そしてわかりやすくするために
日本語入力をOFFの状態にして行っていきたいと思います。

 

※日本語入力のON・OFFについてはわからない場合はこちらの記事で紹介していますのでぜひご覧ください

【参考記事】

エクセルの日本語入力オンとオフでの違い!変換に注意!

目標:日本語入力がオンの時とオフの時で入力方法が違うことを理解する! ここからは実際にセルに文字や数字を入力していくことを学習していきます!文字や数字を入力していく時には日本語入力をオンやオフにできますが、今回は日本語入力をオンにしている時とオフにしている時の操作方法を学習していきます!Excelは起動時は通常日本語入力はオフになっていますが、必要に応じて変更することができます! ※Windows10とWindows7などでは変更方法が少し違います。変更する時は下の写真の場所を右クリックして「ひらがな」を選...
エクセルの日本語入力オンとオフでの違い!変換に注意! - DHN(独学&ヘルプデスクネット)

 

 

そのため練習問題などをやる時などは
まずは日本語入力をOFFにしてやってみてください。

 

(上の写真のようにすると日本語入力をOFFにできます。写真はWindows10の場合です!)

 

それでは日付の入力について学んでいきましょう!



 

日付の基本的な入力方法をマスターする!

 

エクセルでは特定の規則で入力された数値に対して
「日付のデータ」と認識される機能があります。

その特定の規則とは「数字」と「スラッシュ」で入力された時などです。

 

例えば11月9日と入力したい時などは
セルに「11/9」と入力すれば自動的に「11月9日」と認識され
自動的に変換されます。

 

(11/9と入力!)

 

(そのまま確定すると自動的に11月9日になる!)

 

このようにエクセルでは特定の入力に対して
日付データに変換してくれる機能があるのです。

 

ここで「最初から日本語入力でも別にいいんじゃないの?」と
思われる方もいるかもしれませんが、
日本語入力の場合、入力した後「変換」という操作が加わるので、
実は効率が悪いのです。

1つのセルに入力するくらいならそれほど変わりませんが、
これが10個や100個のセルに入力しなくてはいけない場合などは、
時間がかかりすぎてしまうので日本語入力をOFFにして行う方が
圧倒的に効率的です!

 

では、今度は日付を「年」まで入れてみましょう。

今回はC4番地に「2019/11/9」と入力してみます。

(2019/11/9と入力!)

 

先ほど流れで考えると
「自動的に「2019年11月9日」に変換されるのかな?」
思ってしまいますが、
実は年まで入れてスラッシュで入力すると
そのまま表示されます。

 

(確定すると変換されずにそのまま入力されている)

 

このようにエクセルでは日付入力をする時には
いろいろなルールがあります。

今回は詳しく学習しませんが、例えば「2019/11/9」と入力して
自動的に「2019年11月9日」に変換する方法などももちろんありますので
その方法は後ほど習う「セルの書式設定」のカテゴリーで詳しく学習していきたいと思います。



エクセルの西暦と和暦の入力方法

 

今度は西暦と和暦の入力方法について学んでいきたいと思います。

西暦の入力方法は先ほど習った通りなので、
ここでは和暦について詳しく見ていきたいと思います。

※今回も作業を効率化するために
日本語入力をOFFにして入力していきます。

 

和暦で入力するには最初に元号のアルファベットを入力し、
後は年月日を入力していけばOKです!

 

例えば2019年11月9日を和暦にすると
令和1年11月9日になりますが、
これを先ほどのように日本語入力OFFで入力していくと
「r1/11/9」になります。

 

(「r1/11/9」と入力!)

 

入力したら【ENTER】キーで確定します!

(確定すると自動的に変換!)

 

すると自動的に「r1/11/9」から「R1.11.9」に変換されるのが分かると思います!

このように和暦で入力する時は自動的に元号のアルファベットが小文字➡大文字になり、スラッシュ➡カンマに変更されます!

 

このほかにも「令和元年11月9日」などの表示形式にすることもできますが、この方法も後ほど習う「セルの書式設定」のカテゴリーで
詳しく学習していきたいと思います。

 

そのため今回は基本的な日本語入力OFFの状態で
スラッシュを入れて入力する方法
マスターしていただければと思います。



 

☆今回のポイント:エクセルの日付の入力方法!西暦と和暦の入力方法!

 

1.日付の入力では日本語入力をOFFにして
「年/月/日」のようにスラッシュを使うと効率的に入力できる。

 

2.エクセルには特定の規則で入力された数値に対して「日付のデータ」と認識される機能がある。(「○○/▵▵」のように月日だけの場合は自動的に「○○月▵▵日」と変換される)

 

3.和暦の入力では自動的に元号のアルファベットが大文字になり、スラッシュはカンマに変換される。

 

一通り把握したら操作に慣れるために練習問題をやってみましょう!

 

【練習問題】エクセルの日付の入力方法!西暦と和暦の入力方法!

 

1.C3番地に「11/9」と入力して確定し自動的に11月9日に変換されたか確認してみましょう!(入力時は日本語入力OFFにします。)

 

2.C4番地に「2019/11/9」と入力して確定するとそのまま「2019/11/9」と入力されることを確認してみましょう!(入力時は日本語入力OFFにします。)

 

3.C5番地に「r1/11/9」と入力し確定すると自動的に「R1.11.9」と変換されることを確認してみましょう!(入力時は日本語入力OFFにします。)

 

【解答】エクセルの日付の入力方法!西暦と和暦の入力方法!

 

1.まずはC3番地に「11/9」と入力します!

(C3番地に11/9と入力!)

 

次にそのまま確定します!

 

(ENTERキーで確定すると自動的に「11月9日」に変換されます!)

 

これで完了です!

 

2.C4番地に「2019/11/9」と入力します!

(C4番地に2019/11/9と入力!)

 

次にそのまま確定します!

 

(ENTERキーで確定しても変換されません!)

 

確認出来たら完了です!

 

3.まずC5番地に「r1/11/9」と入力します!

(C5番地にr1/11/9と入力!)

 

次にそのまま確定します!

 

(ENTERキーで確定すると自動的に「R1.11.9」に変換されます!)

 

確認出来たら完了です!

 

お疲れ様でした!

 

次のページではセルのデータを消す方法について学習していきます!これまでにも【DEL】キーで消すことは学んできましたが消せないものもあるので次回はデータを消す方法についてより詳しく学んでいきたいと思います!

 

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