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エクセルの「行」や「列」を選択する方法と複数の「行」や「列」を選択する方法!

目標:「行」や「列」を選択する&複数の「行」や「列」を選択する!

 

 

エクセルを使う上で「行」や「列」に対して何か操作を加えるときは
その「行」や「列」を丸ごと選択する操作が必要になります。

セルの範囲選択などはこれまでに習ったと思いますが、
「行」や「列」を丸ごと選択して範囲選択する方法を
今回は学んでいきたいと思います。

それでは「行」や「列」の選択方法を見ていきましょう!



 

エクセル「行」の選択方法

 

(行の選択方法を理解する!)

 

エクセルの画面を開くと左側に「行」の番号、
上側に「列」のアルファベットがあるのが分かると思います。

「行」や「列」を選択する時は
まずこの番号やアルファベットを使うことを理解しましょう。

 

ではまず「行」からですが、
「行」を選択する時は左側の番号の上にマウスポインタを持っていき、下の写真のように黒い矢印に変わったらクリックします。

(黒い矢印に変わったら行の選択ができます!)

 

クリックすると最初の写真のようにその行を丸ごと選択できたことが分かると思います。

左端から右端まですべて選択していることが
見てわかると思いますがスクロールしていくと
どこまでも選択できていることが分かると思います。

 

(スクロールしても選択されていること)

 

実はこの操作では、選択している行中にあるセルを端から端まで
全て選択できる操作になるので、全て選択しているということを
合わせて覚えておきましょう。

これまでにセルの単体の選択やセルの範囲選択などは
習ったと思いますが、それらの選択方法との違いを意識して
覚えておくと知識が整理されて良いかと思います。

 

例えばセルの単体選択やセルの範囲選択などは
自分でここからここまでというように範囲を限定できますよね!

 

(例えばセルの単体選択)

 

(例えばセルの範囲選択)

 

※詳しくはこちらの講義です。

 

セルの単体選択

 

目標:連続したセルの範囲選択をする 前回は1つのセルを選択するということを学びました。これは1つのセルを選択して操作を加えるためのモノでしたが、今回は1つだけでなく複数のセルを選択するという操作をしていきたいと思います。これは複数のセルを選択することで一気にその選択したセルで操作を行うことができるので覚えておくととても便利なためです。 では、連続した複数のセルの選択を行っていきましょう。 (adsbygoogle = window.adsbygoogle || ).push({}); 【完成形】(↑A3番地からF10番地まで選択...
エクセルの連続したセルの範囲選択 - DHN(独学&ヘルプデスクネット)

セルの範囲選択

 

これらの選択は自分でその行の範囲を選択しているわけですが、
行を選択する操作ではその「行」の全てのセルを選択することになります。

そのためこれらの違いを区別して覚えておきましょう。

 



エクセル「列」の選択方法

 

 

列を選択するには上のA、B、C、・・・と書かれている
アルファベットを選べば選択することができます。

「列」を選択する時は上側のアルファベットの上にマウスポインタを持っていき、下の写真のように黒い矢印に変わったらクリックします。

 

(黒い矢印に変わったら行の選択ができます!)

 

クリックすると最初の写真のようにその列を丸ごと選択できたことが分かると思います。

上端から下端まですべて選択していることが
見てわかると思いますが、こちらもスクロールしていくと
どこまでも選択できていることが分かると思います。

 

(スクロールしても選択していること)

 

こちらもセルの単体の選択や範囲選択などの操作方法との
違いを意識しながら覚えておくと良いでしょう。



エクセル「行」と「列」の複数行・複数列を選択する方法

 

ここまでで「行」と「列」を選択する方法を紹介しましたが、
今度は複数の行や列を選択する方法を紹介していきたいと思います。

まず複数の「行」を選択する方法についてですが、
これは行を選択する時のように黒い矢印の状態にしたら、
始点から終点までをドラッグします。

例えば3行目から5行目までを選択する場合、
3行目でクリック後、5行目までドラッグしすれば、
3~5行目までを複数選択することができます。

 

(3行目を選択)

 

(5行目までドラッグ)

 

これで複数行を選択することができました。

次に列を複数選択する方法ですが、
こちらもやり方は同じです。

 

まず上のアルファベットの所にマウスポインタを持っていき、
黒い矢印の状態にしたら、始点から終点までをドラッグします。

例えばC列からE列までを選択する場合、
C列でクリック後、E列までドラッグすれば、
C~E列目までを複数選択することができます。

 

(C列を選択)

 

(E列目までドラッグ)

 

これで複数列を選択することができました!

それでは今回のポイントをおさらいしていきましょう。

 

☆今回のポイント:「行」や「列」を選択する方法!複数の「行」や「列」を選択する方法!

 

1.行を選択するには左の行番号にマウスポインタを合わせて黒い矢印の状態にしたらクリックする

 

2.列を選択するには上の列番号にマウスポインタを合わせて黒い矢印の状態にしたらクリックする

 

3.複数行・複数列を選択するには行番号や列番号の場所にマウスポインタを持っていき、黒い矢印の状態にしたらドラッグする

 

一通り把握したら操作に慣れるために練習問題をやってみましょう!

 

【練習問題】「行」や「列」を選択する方法!複数の「行」や「列」を選択する方法!

 

1.3行目を選択してみましょう。

2.C列を選択してみましょう。

3.4行目から6行目までの複数行を選択してみましょう。またD列からF列までの複数列を選択してみましょう。

 

【解答】「行」や「列」を選択する方法!複数の「行」や「列」を選択する方法!

 

1.まず左側の3行目にマウスポインタを持っていき、
黒い矢印に変化したら・・

 

クリックして行を選択します!

すると上の写真のように3行目全体を選択することができます!

これで完了です!

 

2.まず上側のC列目にマウスポインタを持っていき、
黒い矢印に変化したら・・

 

クリックして列を選択します!

 

すると上の写真のようにC列目全体を選択することができます!

これで完了です!

 

3.問1と同じ要領でまず4行目にマウスポインタを持っていきクリックしたら、そのまま6行目までドラッグします!

(ドラッグで4行目~6行目まで選択可能!)

 

すると上の写真のように複数行を選択できます!

続いて問2と同じようにD列目にマウスポインタを持っていきクリックしたら、そのままF列目までドラッグします!

 

(ドラッグでD列目~F列目まで選択可能!)

 

すると上の写真のように複数列を選択できます!

これで完了です!

 

お疲れ様でした。

 

次のページでは「行」や「列」をShiftキーやCtrlキーで選択する方法について学習していきます。

これをすることで広範囲にわたる「行」や「列」を一気に選択したり、離れた「行」や「列」を範囲選択することができるので覚えておくと操作をする上でより便利になります!

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