前回は連続したセルの範囲選択という操作を行いましたが、今回は分離された離れたセルの範囲選択という操作をしていきたいと思います。
エクセルを使う時にはいつも連続したセルの範囲内で操作をするわけではないので、覚えておくと便利です。
それでは操作方法を見ていきましょう。
【完成形】
まず離れたセルの範囲選択ということですが、
これは上の写真のようにA3番地からA10番地までとD3番地からD10番地までのセルの範囲のように、
離れたセルの範囲を選択する時などに使います。
操作方法としては、
1つ目の範囲は普通に始点でクリックして終点までドラッグすればOKです。(参照:セルの範囲選択)
そして2つ目の範囲を選択する時にキーボードのCtrlキーを押しながら始点をクリックして終点までドラッグしていきます。
今回の場合ですとA3番地からA10番地までは前回習ったように連続したセルの範囲選択を行って、D3番地をクリックする時にCtrlキーを押しながらクリックしてそのままドラッグして終点のD10番地まで持っていけば完了です。
わかりやすく写真で見ていくとこのようになります。
(A3~A10まで範囲選択)
(D3番地をクリックする時にはCtrlキーを押しながら・・)
(D10番地までドラッグ!)
これで離れたセルの範囲選択は完了です。
ちなみに今回も選択した後に
文字を入力してENTERボタンを押せば次へ次へと順番に入力していくことができます。
2つ目の範囲選択をした後は、2つ目の始点から入力可能なので何か入力したいものがある時は前回習ったように、入力していくと良いでしょう。
順番として下の写真のようになります。
(ENTERボタンを押せば次へ次へと入力できる!)
今回も範囲選択をした後にキャンセルすることができます。
操作方法は前回と同じで適当なセルをクリックして選択すればキャンセルすることができます。
(範囲選択している状態)
(クリックしてキャンセル)
間違えて選択してしまった時や、
もう入力が終わったので元に戻したいという時は、
キャンセルして次にやることを進めていくと良いでしょう。
以上が離れたセルの範囲選択のキャンセル方法です。
1.離れたセルの範囲選択をする時はCtrlキーを使う
2.入力する時は2つ目に範囲選択したセルから順番に入力できる
3.キャンセルする時はどこかのセルをクリックすればOK
それでは練習問題をやってみましょう!
1.B3番地からB10番地とE3番地からE10番地までを範囲選択してみましょう。
2.問で1離れたセルの範囲選択後、E3番地から順番にaaa、E4番地にbbbと順番に入力していき最後にB10番地にpppと入力してみましょう
3.問2までに範囲選択したセルをキャンセルして見ましょう。
1.まず始点のB3番地にマウスポインタを合わせて左クリックをしそのままB10番地までドラッグすればOK!
(B3番地からB10番地までドラッグ)
次にマウスポインタをE3番地まで持っていき、ここでキーボードのCtrlキーを押しながらマウスの左クリックをして、後は終点のE10番地までドラッグすればOKです!
(E3番地にマウスポインタを持っていきCtrlキーを押しながら左クリック)
(そのままE10番地までドラッグ)
2.問1で選択した範囲のセルに順番にaaa➡ENTER➡bbb➡ENTER➡ccc➡ENTER・・・pppと入力していきます。(離れたセルを範囲選択した直後は、2つ目の範囲選択の始点から入力していくことができます。今回の場合だとE3番地から入力していくことができます。)
(E3番地にaaaと入力)
(ENTERボタンでE4番地に移動)
(E4番地にbbbと入力)
(これを繰り返してB10番地にpppと入力)
これで完了です!
3.離れたセルの範囲選択をキャンセルして元に戻していきます。
操作方法はどこかのセルをどこでもいいので選択してクリックすればOKです!
(どこか適当な場所にマウスポインタを持っていき・・)
(クリックすればキャンセルされます!)
お疲れ様でした。
次のページでは範囲選択をする時に気を付けなければならないマウスポインタの形について学習していきます。これを理解していないと範囲選択しようと思っていてもできなくなってしまう場合があるので必ず学習してください。