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エクセル VLOOKUP関数の使い方!近いもの探しは1またはTRUE!

目標:VLOOKUP関数の近似値(近いもの探し)を探す方法をマスターする!

 

 

VLOOKUP関数には近いものを探すことができる機能があります。

今回は上の写真の表のように購入額に対して獲得できるポイントが設定されている時、VLOOKUP関数を使って実際に獲得できるポイントをB2番地に出力していきたいと思います!

 



 

エクセル VLOOKUP関数の近似値(近いもの探し)を探すという意味とは?

 

 

例えば今回の場合、B1番地に入力されている金額は3700円ですが、VLOOKUP関数を使って表から該当するポイントを探す時、3700円ジャストで獲得できるポイントは存在しません。

 

このような場合、VLOOKUP関数を使えば、それに近いものを探し出して出力することができます。

今回は3700円に対して獲得できるポイント数なので表を見る限り、300ポイントまたは400ポイントが付与されそうです。

 

 

(3700円の場合300ポイントor400ポイントが付与されそうだが・・)

 

では購入金額3700円の場合は一体どちらのポイントが付与されるのでしょうか。

 

結論から言うと、このような場合VLOOKUP関数を使えば300ポイントが付与されるようになっています。VLOOKUP関数を使って近いもの探しをする時は、探し出すものを超えずに、一番近いものを探す仕組みになっているのです。

 

 

 

(購入金額3700円の場合は300ポイントが付与される!)

 

3700円を超えずに一番近い300ポイントが付与されるというのが答えになります!

 



エクセル VLOOKUP関数の近似値(近いもの探し)を探す方法!

 

では実際にVLOOKUP関数を使って近似値(近いもの探し)を探していきましょう!

 

まずは最終的に出力するセルであるB2番地を選択して、関数の挿入ボタンをクリックします!

 

 

(B2番地を選択して関数の挿入ボタンをクリック!)

 

 

 

関数の分類欄で「すべて表示」を選択し、関数名の欄で「V」を入力してVLOOKUP関数を選択します!選択後OKボタンをクリックします!

 

 

(関数の分類:「すべて表示」、関数名:VLOOKUP、OKボタンをクリック)

 

 

 

すると新しいダイアログボックスが表示されるので、「検索値」、「範囲」、「列番号」、「検索方法」を入力していきます!

 

 

(「検索値」、「範囲」、「列番号」、「検索方法」を入力していく)

 

 

 

この入力方法は「検索値」、「範囲」、「列番号」までは前ページの入力と同じなので、入力方法がわからない場合は前ページを参考にしてください。

参考ページ:エクセル VLOOKUP関数の使い方!完全一致探しは0またはFALSE!

 

 

今回は近いもの探しをするので、「検索方法」に入力するものを「1」(0以外の数字)または「TRUE」と入力します!

 

 

(「検索方法」に入力するものを「1」(0以外の数字)または「TRUE」と入力)

 

 

(OKボタンをクリックします!)

 

 

これでB2番地に近いもの探しをした結果の「300」が出力されます!

 

(B2番地に「300」が出力される!)

 

 

また1度VLOOKUP関数を設定しておけば、B1番地の金額を変更すると自動的にそれに対応する近いものを探し出してB2番地に出力してくれます。

例えばB1番地に5700と入力すると、B2番地には近いものを探し出して500と出力されます!

 

(B1番地に5700と入力すると・・)

 

 

(確定すると、B2番地が自動的に「500」と出力される!)

 

 



 

VLOOKUP関数の近似値(近いもの探し)を探す時は昇順になっていることが条件!

 

VLOOKUP関数の近いもの探しをする時、「検索値」のある場所は探し出す表の「左端」になっていることが条件でしたが、近いもの探しをする時はさらに昇順になっていることが条件となります!

 

(「検索値」のある場所は探し出す表の「左端」になっていることが条件)

 

(近似値の場合はさらに昇順になっていることが条件)

 

 

もしも左端にある数値の順序が、昇順になっていない場合は、正しく出力されません。

 

(昇順になっていないと正しく出力されない!)

 

もしも上の写真のように昇順になっていない時でも、表がテーブル化されていれば、すぐに昇順に並び替えることができます!左端の見出しのセルの「▼」をクリックして「昇順」を選択すれば、すぐに昇順に切り替えることができます。

 

(左端の見出しのセルの「▼」をクリック➡「昇順」を選択)

 

 

(昇順に切り替わる)

 

 

このように、VLOOKUP関数を使う前に予めテーブル化しておけば、何か問題が起きた時でもすぐに対処することができます!今回の場合は昇順に切り替えるというものでした!

そのため、VLOOKUP関数を使う前には、やはりテーブル化をしておくと良いでしょう!

 



 

☆今回のポイント

 

1.VLOOKUP関数の近似値(近いもの探し)探しは、探し出すものを超えずに一番近いものを探す仕組みになっている!

 

2.VLOOKUP関数の近似値(近いもの探し)探しを行う時は「検索方法」に「TRUE」または「1」(0以外の数値)を入力する!

 

3.VLOOKUP関数で近似値(近いもの探し)探しをする時は表の左端の並びは昇順になっていることが条件になる。

 

4.VLOOKUP関数を使う時は予め探し出す表をテーブル化しておく!

 

一通り把握したら操作に慣れるために練習問題をやってみましょう!



【練習問題】エクセル VLOOKUP関数の使い方!近いもの探しは1またはTRUE!

↑こちらをクリックすると練習問題をダウンロードできます!
(ダウンロード後、ファイルを開いたら「編集を有効にする(E)」をクリックして入力できるようにしてください。)

 

1.B2番地に検索値をB1番地の値としてVLOOKUP関数を使い、表から獲得できるポイントの近似値を出力してみましょう!

 

2.B1番地の値を変更するとその値に合わせてB2番地の値も自動的に近似値が出力されることを確認しましょう!

 



【解答】エクセル VLOOKUP関数の使い方!近いもの探しは1またはTRUE!

 

今回の練習問題の解答はこの記事に書いてあるのでそちらを参考にしながら進めてみましょう。

 

お疲れ様でした!

 

 

次のページではVLOOKUP関数を使った際に「#N/A」などのエラーが出る時の対処方法について学習していきます!

 

次のページ:エクセル VLOOKUP関数の使い方!#N/Aエラーの対処方法!

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【こちらもおススメ!】

エクセル VLOOKUP関数とは?使い方&初心者向け講座

 





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