条件に合う数字だけを合計したい時、SUMIF関数という関数を使うと効率的に作業を進められます。
・条件に合った数字だけを合計したい時
・条件が一つの時
このような時はSUMIF関数を使うと良いでしょう!
SUMIF関数は以下のような数式になります。
=SUMIF(範囲 , 検索条件 , 合計範囲)
範囲:指定する範囲が
検索条件:この条件と一致していたら
合計範囲:この範囲を合計する
今回はG2番地にSUMIF関数を使って、「B2番地~B11番地」が「男」だったら、「D2~D11番地」の数値を合計して出力するという場合について見ていきたいと思います!
それでは実際にどのように使っていくのか見ていきましょう!
上の写真のような表で、SUMIF関数を使って実際に合計を出してみたいと思います!
最終的に出力するセル(合計値)をG2番地としたいと思います!そのため最初に選択するセルはG2番地とし、G2番地に対してSUMIF関数を使います!
(最終的にG2番地に出力する)
SUMIF関数の条件式は
=SUMIF(範囲 , 検索条件 , 合計範囲)
で表されますが、まずは「範囲」、「検索条件」、「合計範囲」を決めていきます。
今回は上の写真の表の「性別」の欄を「範囲」、「検索条件」を「男」、「合計範囲」を「販売数」の欄としてその合計値をG2番地に出力します。(今回の条件はF2番地の値と一致していたら・・という条件にしたいと思います!)
(範囲:指定する範囲が「性別欄」B2~B11番地の範囲)
(検索条件:F2番地と一致していたら)
(合計範囲:D2~D11番地を合計する!)
今回は性別欄が「男だったら」という条件で計算するため、その条件を予めどこかのセルに入力しておかないといけません。
今回は例としてF2番地にその条件を入力しておきます。
(条件としてF2番地に「男」と入力しておく)
これでSUMIF関数を使う準備が整いました!
次は実際にSUMIF関数を使っていきたいと思います!
準備が整ったので実際にSUMIF関数を使ってみたいと思います!
まずは最終的に出力したいセルを選択します!今回の場合はG2番地ですね!
(G2番地を選択!)
出力するセルを選択したら「関数」の挿入ボタンを押して、SUMIF関数を選びます!
(関数の挿入ボタンをクリック!)
(すべての関数からSUMIF関数を選択する!)
すると新しいダイアログボックスが表示されて、SUMIF関数の設定ができるようになります。
(SUMIF関数の設定ができるようになる!)
まずは「範囲」の部分ですが、今回は「B2~B11番地」の範囲を選択します!
(「B2~B11番地」の範囲を選択!)
次に「検索条件」ですが、今回の場合だと「男だったら」という条件になりますので、F2番地を選択します!
(F2番地を選択!)
最後に「合計範囲」ですが、今回の場合は「D2~D11番地を合計」したいので、この範囲を選択します!
(D2~D11番地を選択!)
「OKボタン」をクリックするとG2番地に条件に合った数字だけを合計した結果を出すことができます!
(OKボタンをクリック!)
(G2番地に合計値が出力される!)
1.SUMIF関数は条件に合った数字だけを合計することができる!
2.SUMIF関数は「=SUMIF(範囲 , 検索条件 , 合計範囲)」という条件式で表される!
3.「検索条件」は予めどこかのセルに入力しておく
一通り把握したら操作に慣れるために練習問題をやってみましょう!
↑こちらをクリックすると練習問題をダウンロードできます!
(ダウンロード後、ファイルを開いたら「編集を有効にする(E)」をクリックして入力できるようにしてください。)
1.G2番地にSUMIF関数を使って、「B2番地~B11番地」が「男」だったら、「D2~D11番地」の数値を合計して出力してみましょう!(今回F2番地に条件は予め入力されています!)
今回の練習問題の解答はこの記事に書いてあるのでそちらを参考にしながら進めてみましょう。
お疲れ様でした!
次のページではSUMIF関数についてさらに詳しく見ていきたいと思います!
条件が数字の時や、ある数字以上、または以下の時、SUMIF関数を設定後に条件を変更すると自動的に合計値も変わるなど、SUMIF関数のいろいろな使い方や便利な機能を見ていきたいと思います!
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