エクセル 最大値,最小値の関数!MAX&MINと差(レンジ)の求め方!

目標:範囲内の最大値と最小値を関数を使って求める!&最大値と最小値の「差」(レンジ)を求める!

 

ある範囲内で最も大きい数値や小さい数値を求めたい時は、MAX関数、MIN関数という関数を使います!

例えば上の写真のような表で最も店舗登録者数が多かった月、少なかった月などを求めたい時はこのMAX関数、MIN関数などを使えば一瞬で求めることができます!

 

今回はそれほどデータの数が多くないので、関数を使わなくても最大値、最小値を求めることができますが、
100件、1000件など多くのデータを扱わなければいけない時などはこれらの関数はとても役に立ちますので、早速MAX関数、MIN関数について見ていきたいと思います!




 

エクセルで範囲内の最大値を求めるMAX関数!

 

ますはMAX関数から見ていきたいと思います!

下の写真のような表で、4月~9月の
6か月間の中で最も店舗登録者数が多い月はどの月だったのかを求めるという例でみていきたいと思います!

横浜店の6か月間の中の最大値を求めてみます!

まずは、最大値を求めたい場所今回の場合ならB12番地を選択し、
「関数の挿入」ボタンをクリックします!

(B12番地を選択し、「関数の挿入」ボタンをクリック!)

 

すると様々な関数を設定できるダイアログボックスが表示されるので、こちらもまた前回と同じように「関数の分類」の欄で「すべて表示」を選びます!

 

(「関数の分類」の欄で「すべて表示」を選ぶ)

 

次に「関数名」の欄でMAX関数を選択したいので、
まずはどれでもいいので一つ適当に関数を選んだ後、
キーボードで「M」と入力します。

すると関数の頭文字が「M」の場所まで飛ぶので、
ここからスクロールしてMAX関数を選択します!

 

(「関数名」の欄でどれでもいいので一つ適当に関数を選択)

 

(キーボードで「M」と入力すると頭文字が「M」の場所まで飛ぶ)

 

(ここからスクロールしてMAX関数を選択)

 

選択したらOKボタンを押します!

 

(OKボタンを押す!)

 

するとダイアログボックスが表示され、「数値1」の欄に「B11」という値が入力されていると思います!
これは「B11番地」の最大値を出すという意味なのですが、これでは今回求めたい最大値を求められないため、
範囲選択でどこからどこまでの間の最大値を求めるのかを指定する必要があります。

そのため今回の場合はマウスで「B4」番地~「B9」番地を範囲選択します!

 

(「数値1」の欄に「B11」という値が入力されているので範囲を選択し直す!)

 

(「B4」番地~「B9」番地を範囲選択)

 

(数値1に「B4:B9」と入力されるのでOKボタンを選択!)

 

するとB12番地に最大値を出力することができます!

 

(B12番地に6か月間の最大値!)

 

また今回もオートフィルを使えば他の店舗の最大値を一気に求めることができます!

B12番地のセルを選択して右下のポッチにマウスカーソルを合わせ、D12番地までドラッグします!

 

(B12番地のセルを選択し右下のポッチにマウスカーソルを合わせる)

 

(D12番地までドラッグ!)

 

これで一気に各店舗の月別店舗登録者数の最大値を求めることができました!

今回はどの店舗も最大値が「55」だったので、一見B12番地の値がコピーされたように見えますが、数式バーを見るとちゃんと求めたい範囲から最大値を求められていることがわかります!

C12番地にはC4番地~C9番地の中の最大値、D12番地にはD4番地~D9番地の中の最大値が出力されていることがわかると思います!

 

(C12番地にはC4番地~C9番地の中の最大値が出力されている!)

 

(D12番地にはD4番地~D9番地の中の最大値が出力されている!)

 

これはすべてオートフィルの便利なズレる機能のおかげで、指定の範囲を自動的にズらしてくれています。

詳しくはエクセル 計算式のコピーで一気に設定!便利なずれる機能オートフィルを使う!で紹介していますので参考にしていただければ幸いです。

 




エクセルで範囲内の最小値を求めるMIN関数!

 

次は最小値を求めるMIN関数を見ていきたいと思います!

基本的にMAX関数で求める時と同じ方法です!
まずは横浜店の6か月間の中の最小値を求めてみます!

最小値を求めたい場所、今回の場合ならB13番地を選択し、
「関数の挿入」ボタンをクリックします!

 

(B13番地を選択し、「関数の挿入」ボタンをクリック!)

 

すると様々な関数を設定できるダイアログボックスが表示されるので、「関数の分類」の欄で「すべて表示」を選びます!

 

(「関数の分類」の欄で「すべて表示」を選ぶ)

 

次に「関数名」の欄でMIN関数を選択したいので、
まずはどれでもいいので一つ適当に関数を選んだ後、
キーボードで「M」と入力します。

すると関数の頭文字が「M」の場所まで飛ぶので、
ここからスクロールしてMIN関数を選択します!

 

(「関数名」の欄でどれでもいいので一つ適当に関数を選択)

 

(キーボードで「M」と入力すると頭文字が「M」の場所まで飛ぶ)

 

(ここからスクロールしてMIN関数を選択)

 

選択したらOKボタンを押します!

 

(OKボタンを押す!)

 

するとダイアログボックスが表示され、「数値1」の欄に「B11::B12」など求めたい範囲とは違う範囲が入力されていると思います!
これでは今回求めたい最小値を求められないため、
範囲選択でどこからどこまでの間の最小値を求めるのかを指定します。

そのため今回の場合はマウスで「B4」番地~「B9」番地を範囲選択します!

 

(数値1の欄に「B11:B12」と入力されている)

 

(「B4」番地~「B9」番地を範囲選択)

 

(数値1に「B4:B9」と入力されるのでOKボタンを選択!)

 

するとB13番地に最小値を求めることができます!

 

(B13番地に6か月間の最大値!)

 

また今回もオートフィルを使えば他の店舗の最大値を一気に求めることができます!

B13番地のセルを選択して右下のポッチにマウスカーソルを合わせ、D13番地までドラッグします!

 

(B13番地のセルを選択し右下のポッチにマウスカーソルを合わせる)

 

(D13番地までドラッグ!)

 

これで一気に各店舗の月別店舗登録者数の最小値を求めることができました!




 

エクセルで最大値と最小値の差(レンジ)を求める方法!

 

各店舗の最大値と最小値の差(レンジ)を求めたい時は、
MAX関数とMIN関数を使って求めることができます!

差(レンジ)を出力させたいセルを選択し、
「=MAX(範囲)-MIN(範囲)」と入力すると求めることができます!(この時マイナスの記号は半角にしないとエラーになってしまうので注意が必要です!)

今回はB14番地に出力させたいと思います!

 

(B14番地を選択)

 

(「=MAX(B4:B9)-MIN(B4:B9)」と入力!)

 

(ENTERキーで確定!)

 

これで差(レンジ)を求めることができました!

また、他の店舗の差も求めたいということであれば、
こちらもオートフィルで求めることができます。

B14番地のセルを選択して右下のポッチにマウスカーソルを合わせ、D14番地までドラッグします!

 

(B14番地のセルを選択し右下のポッチにマウスカーソルを合わせる)

 

(D14番地までドラッグ!)

 

これで一気に各店舗の最大値と最小値の差を求めることができました!




☆今回のポイント

 

1.最大値を求めたい時はMAX関数を使う!

 

2.最小値を求めたい時はMIN関数を使う!

 

3.最大値と最小値の差を求めたい時は「=MAX(範囲)ーMIN(範囲)」で求められる!

 

一通り把握したら操作に慣れるために練習問題をやってみましょう!




【練習問題】エクセル 最大値,最小値の関数!MAX&MINと差(レンジ)の求め方!

↑こちらをクリックすると練習問題をダウンロードできます!
(ダウンロード後、ファイルを開いたら「編集を有効にする(E)」をクリックして入力できるようにしてください。)

 

1.B12番地にB4番地からB9番地までの最大値をMAX関数を使って求めてみましょう!またB12番地からD12番地までオートフィルを使って一気に最大値を求めてみましょう!

 

2.B13番地にB4番地からB9番地までの最大値をMIN関数を使って求めてみましょう!またB13番地からD13番地までオートフィルを使って一気に最大値を求めてみましょう!

 

3.最大値と最小値の差をB14番地に求めてみましょう!またB14番地からD14番地までオートフィルを使って一気に最大値を求めてみましょう!




【解答】エクセル 最大値,最小値の関数!MAX&MINと差(レンジ)の求め方!

 

今回の練習問題の解答はこの記事に書いてあるのでそちらを参考にしながら進めてみましょう。

 

お疲れ様でした!

 

次のページでは最大値や最小値だけではなく、2番目・3番目などn番目の値を調べる関数について学習していきます!
これを覚えておくことで範囲内の何番目でも求められるようになるのでエクセルを操作する上で非常に便利です!こちらもぜひ覚えておきましょう

 

次のページ:エクセルの2番目,3番目に大きい,小さい値は?n番目の値を求めるLARGE関数とSMALL関数!

前のページ:エクセル 平均の関数AVERAGE!ゼロと空白の違いとは?

 

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