エクセルで複数のシートを扱う際、
1度の操作で複数のシートに同じ操作を行うことが可能です!
これを行うには「グループ化」というものを使えば行うことができますが、離れたシートで行う時と連続したシートで行う時で少しやり方が異なります。
それでは早速見ていきましょう!
1度の操作で複数のシートに同じ操作をするには、「グループ化」を使いますが、まずは離れたシートをグループ化する方法を紹介していきます!
例えば下の写真のように月別のシートがあり、
偶数月をグループ化したい場合を見ていきましょう。
(偶数月の4月、5月、6月をグループ化して同一操作をしたい)
まずは4月のシートを普通にクリックして選択します。
(4月のシートを普通にクリック)して選択)
離れたシートをグループ化する場合、
実は2つ目以降の選択がポイントになります!
それはCtrlキーを押しながらシートを選択するというものです!
今回の場合は2つ目の6月のシートを選択する際、
Cirlキーを押しながらクリックします!
(Cirlキーを押しながら6月のシートをクリック)
これで6月のシートも選択できました!
同じように8月のシートも
Ctrlキーを押しながら選択します!
(8月のシートも選択できる!)
これで4月・6月・8月のシートをグループ化できました!
グループ化ができると、画面上部に「グループ」と表示され、
グループ化したシートのいずれかのシートで何しらかの操作を行うと、グループ化したシートすべてに同じ操作が反映されます!
(グループ化すると画面上部に「グループ」と表示される!)
例えば4月シートのE6番地に「テスト」と入力すれば、
4月、6月、8月のすべてのシートのE6番地に
「テスト」と表示されます!
(4月シートのE6番地に「テスト」と入力)
(6月シートのE6番地にも「テスト」と反映され・・)
(8月シートのE6番地にも「テスト」と反映される!)
これで一括で複数のシートに同じ操作をすることができました!
次は、連続したシートで同じ操作をする方法を見ていきたいと思います!
今度は連続したシートで同じ操作をする場合を見ていきましょう!
先ほどは偶数月だけをグループ化しましたが、
今度は4月・5月・6月の連続したシートをグループ化したいと思います!
連続したシートをグループ化する場合は、
グループ化する先頭のシートを「始点」とし、
最後を「終点」として選択します。
今回の場合は4月・5月・6月のシートをグループ化するので、
4月を始点、6月を終点にします。
まずは始点の「4月」のシートを普通にクリックして選択します。
(4月シートを普通にクリックして選択)
次に終点の「6月」のシートをShiftキーを押しながら
クリックして選択します。
(6月シートをShiftキーを押しながらクリックして選択!すると4月・5月・6月のシートが連続で選択される!)
これで4月・5月・6月の連続したシートを
グループ化することができました!
あとはグループ化したシートで何かしらの操作を行えば
グループのシートすべてにその操作が反映されます!
1.1度の操作で複数のシートに同じ操作をするには「グループ化」を使う!
2.離れたシートをグループ化する時はCtrlキーを押しながら選択する!
3.連続したシートをグループ化する時はShiftキーを押しながら終点のシートを選択する!
一通り把握したら操作に慣れるために練習問題をやってみましょう!
↑こちらをクリックすると練習問題をダウンロードできます!
(ダウンロード後、ファイルを開いたら「編集を有効にする(E)」をクリックして入力できるようにしてください。)
1.問題をダウンロードして4月、6月、8月の偶数月をグループ化し、E6番地に「テスト」と入力してみましょう。
また、4月、6月、8月のE6番地にちゃんと反映されているか確認してみましょう!
2.4月、5月、6月の連続した月をグループ化し、E6番地に「テスト」と入力してみましょう。
また、4月、5月、6月のE6番地にちゃんと反映されているか確認してみましょう!
今回の練習問題の解答はこの記事に書いてあるのでそちらを参考にしながら進めてみましょう!
お疲れ様でした!
次のページではグループ化を解除する方法について学習していきます。グループ化した後、それぞれのシートで別々の入力をしたい場合は一度解除しないといけません。
そのままだとグループ化したシートすべてに同じ操作が反映されてしまうためです。
そのためグループ化とグループ化の解除はセットで覚えておくと良いでしょう!
次のページ:エクセル グループ化の解除方法!解除できない時の対処方法!
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